世界一の軽量チェーンである「Mina Protocol」。web3の未来を切り開く可能性を秘めたMinaには、最近vitalik氏が言及したことでも話題となり、注目を集めつつあります。本記事では、従来とは全く異なるアプローチを採用しているMinaについて、技術的な側面と可能性について解説します。
**冒頭と被りますが、Mina Protocolとは「世界で最も軽量な」ブロックチェーンです。**他のチェーンと比較すると、約1/1400万のサイズとなっており、圧倒的に小さなデータに集約できていることが特徴です。

これにより、スマートフォンさえあれば誰でもノードになることができ、ブロックチェーンのトリレンマのうち「スケーラビリティ」「分散性」の2つを両立することが可能になります。
また、圧縮を可能にしている一つの要素であるzk-SNARKs(後述)により、送金や相手のアドレスなどTxの内容を秘匿化されることも大きな特徴です。zk(ゼロ知識証明)を使用してプライバシーを保護するプロジェクトは、Ethereum L2としてStankNetやAztec、L1としてはAleoがありますが、データサイズ×プライバシーの掛け合わせでMinaは一際存在感を放っています。
実際Ethereumの創設者であるVitalik Buterin氏もzk-SNARKsに注目していますが、その中でも最近Minaについて「zkフレンドリーかつ最小限でシンプルなL1」と言及しています。これはブロックチェーンが現在直面している課題の解決策として、zkやMinaのアーキテクチャが有効であるという考えているからです。


では、ブロックチェーンが抱える問題とはどのようなものでしょうか?Minaがどのようにそれを解決できるのかと合わせて見ていきましょう。